【ep.3】苦手科目が2ヶ月で45点UP

今回のお話は、苦手教科の数学をたった二ヶ月で20点から65点にした生徒のエピソードです。

西部中3年のKさんはとにかく、数学と理科が苦手でした。

小学2年生の九九から苦難は始まります。

どうしても九九の暗唱ができず、放課後に居残り練習。

泣きながらやらされていたそう。

上級生になっても、算数の授業は「苦手コース」に入れられ

「私は算数ができないんだ」と思い込んでいたそうです。

中学で数学に変わると、苦手意識は限界突破。

苦手→嫌い→勉強しない→できなくなる→苦手→さらに嫌い→・・・

こんな負のループに捕まっていました。

理数特訓中

そんなKさんは3年生の夏休み前に入塾してくれました。

英語塾に通っていたそうで、英検はなんと準2級。

社会の暗記が得意と聞き、Kさん専用の学習計画を立て始めました。

Kさんの特徴は”興味を持ったものは暗記できてしまう”ということ。

そのため、苦手な数学を克服するのに

”解法暗記”を中心に進めることにしたのです。

学校での授業は基本的に”定理・公式の理解を深める”

そのあと”公式を利用した問題解決”がセオリーです。

しかし、生徒によってはこの手順では理解が難しい子がいるのです。

Kさんはその典型

まず、最低限の公式と解法をおもしろおかしく暗記、

その後、多数の例題に取り組むことで理解を深めていきました。

入塾後すぐ夏休みになりました。

その日からKさんを見ない日はなかったと思います。(現在進行形)

毎日毎日、13時から22時まで勉強していましたね。

こちらが「もう帰ろ?」と促すほどでした。

個別補習の時間はほぼ隣を陣取っていました。

たくさんしてくれた質問は「できるようになりたい!」という気持ちからだったと思います。

先日の二学期中間テスト

数学が30点を超えました。(西部は50点満点)

中1、2の範囲を含んでいたにもかかわらず

この点数の伸びは奇跡的です。(前回11点)

だってあんなに苦手だったのに。

おそらく、自分で自分に「数学は苦手だ」と暗示していたのだと思います。

「そんなことないよ」

誰かがそう言ってあげなければいけません。

今、自分で「〇〇は絶対点数とれない〜」と言っているそこの君

それってただの思い込みかもしれませんよ。

できるって思い込んだらできてしまう

意外と人間って単純なとこがありますよね。

それを良い方向に活かしていきましょう。

ではまた。

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