夏合宿!〜前置き編〜

2022年夏の合宿に行ってきました

数々の準備と決断があったので記録を残そうと思います

まず、この合宿では”経験”を通して成長できることを目標として立ち上げました

勉強はもちろんしますが、

合宿の本質は日常でできない”遊び”を経験してもらうことにあります

なぜ”遊び”なのか?

現代の家庭問題、教育問題、社会問題は勉強と”遊び”によって解決されると考えているからです

勉強の効果については周知の通りですので、”遊び”の意義についてご説明を

今、こどもたちはスマホゲームやSwitch、動画に膨大な遊びの時間を費やしています

これらの欠点は、

①オンラインであっても他者との関わりが薄い

②ルールが強制的である

③不測の事態が起きない

以上の3点です

①について、

他者と直接関わる遊びは協調性が重要です

自分だけが楽しむ遊びをしてきた子は自己主張が強くなる傾向があるそうです

対面の遊びは自分も含めみんなが楽しむことができ、時には相手を気遣い楽しませることも求められます

人は”遊び”を通して、共に生きる協調性を身につけることができます

②ルールを守ることは楽しく遊ぶための必須の条件です

ドッヂボールの球に当たっても外野にいかない子がいたらゲームは崩壊するでしょう

ビデオゲーム上であればルールは強制ですが、対面の遊びはお互いの信頼で成り立ちます

ルールを遵守し、みんなで守ろうとする社会性は大人になるためにとても重要ではないでしょうか

③本物の質の良い”遊び”の中ではピンチも発生します

『海で遊ぶ』というだけでも考えなければいけないことがたくさんあります

溺れてしまったら?

友達が熱中症になったら?

荷物はどうする?

ケガをしたら?

これらを予防・対処するために考えることで子ども達はまた成長します

溺れる対策だけでも、

ライフジャケットを着る

膝までしか入らないようにする

ライフセイバーの人がいる範囲で泳ぐ

浮き輪を持って必ず複数人で行動するなど様々です

危険そうだから海には行かせない、という対策は貴重な学ぶ機会を奪うことになりかねません

この時期「川で遊んでいた子どもがそのまま流されて…」といったニュースを耳にするたび、質の良い”遊び”の大切さを感じます

そして、合宿は全学年合同です

そのため、学校の研修とは違った縦割りの関係の中で、上級生には一層責任感のある行動が求められます

『自分だけが楽しい』から脱却し、勉学と社会性、協調性、危機管理能力を向上させる他にない機会です

ただの長時間勉強する合宿なら塾内でやれば十分です

次回、〜計画編〜へ!

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