今回は”成功体験”として、めざましい成長をした生徒をご紹介したいと思います。
主人公は西部中2年のHくん。
勉強は得意な方ではなく、1年生の授業の半分は寝ていたそう。
たまに起きている授業では友達としゃべってばかり。
提出物も、答えを丸写しして出すだけ。
当然、学年が進むにつれて何がわからないかもわからない状態に。
「勉強はあきらめてた」そう。
つきみなに3月に入った時点で、テスト順位はほとんど最下位に近いものでした。
そこから6ヶ月
授業内ではやはり答えられない問題が多かったですね。
「意味わからん!」と頭を抱えていたのが印象的です。
しかし、そんな中でも光る才能がありました。
英単語の暗記と100マス計算が誰よりも得意なのです。
昔に習った英単語をたずねると、いつも即答するのはHくん。
100マス計算でも、誰よりも早く表を完成させるのもHくん。
勉強の方針として、基礎問題を徹底しました。
基本的な用語暗記能力と計算能力は十分あるので、とにかく長所を伸ばす特訓です。
夏休みの学校と塾の課題をしっかりこなし、
それから2学期中間テストまではめざましいものでした。
毎日の自習はもちろん、その集中力も今までに見たことがないものでした。
本人曰く、「人生で初めてこんなに勉強した」そう。
結果、順位はこれまで関係のない世界だと思っていた2ケタへ。
「今回はまぐれだから」と恥ずかしがっていますが、
まぐれで100位以上もアップしないですよ。
これだけ成績が変わると将来設計も変わってきます。
大学進学も考えようか。
これからどれだけ成長していくのか楽しみです。